2006年02月09日

耐震強度偽装問題 やはり氷山の一角か

●姉歯元建築士とは関係の無い耐震強度に問題がある物件が見つかったそうだ。
現時点で、
>「意匠の設計変更を受け、最初からやり直さず計算したため連続性がなくなった。偽装はしていない」
としているが、偽装の有無に係わらず、強度が無ければ家に住む方にとっては同じ問題だ。

●前回の「耐震強度偽装のニュースを受けた人々は・・・」という記事で
ZX-12Rさんとのコメントのやり取り中、
>私は、今回の事件が建築業界の問題で氷山の一角な気がしてなりません
と書いたのだが、それが早い段階で現実化してきたようだ。
http://sat.seesaa.net/article/12840787.html#comment

●新聞記事の書き方の問題かもしれないが、
国交省幹部の弁で気になる点があった。
>「このまま順調に調査が終われば姉歯元建築士の『個人犯罪』として区切りがつくはずだった」(国交省幹部)が、
>サムシングの偽装発覚で「底が見えなくなってしまった」(同)
国土交通省には「この機会に膿を全部出してしまおう」という気持ちは無いのだろうか?
BSEの問題の時に、TVの前で牛肉を食べて「安全です」なんて言っていた人がいたが、何も変わっていない。
目先の安全保証をされたところで、誰も何も信じられない。
今回も「姉歯元建築士、木村建設、平成設計、ヒューザー、総合経営研究所」の関わった物件を調査するだけで
「全部安全です」なんて言うつもりだったのかと思うと、「官」の姿勢が恐ろしい。

●幸か不幸か、今回の発覚で膿を出す方向になる可能性が出てきた。
懸念事項は、また自宅を追い出される人達が現れるのだろうか・・・という部分だ。
対象者は、家が無いのに家を持ったのと同じローン(現時点で。この問題の制度が変わらない限り)を抱えさせられる事になる。
その他大勢の人。関係の無い自宅を持つ人だけでなく、更に関係の無さそうな私のような賃貸利用者も、
実は結構な被害を被っており、これからの自宅購入に対する心理だけではなく、
国交省が行う調査に対する費用、被害者への補償(まだローンまで免除は無いが)これらは
「その他大勢」の税金から払われている。
昨日の記事にも書いた、大事なところへの予算も削られている現状で、この出費は痛過ぎる。
これは私共への「増税」という形ではね返って来るからだ。
このような悲劇は2006年を最後に終わらせて欲しい。

http://www.sankei.co.jp/news/060209/morning/09iti003.htm
posted by SAT at 12:13| ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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